こんにちは、「でんきのひがき屋」の檜垣です。
今回は、先日足立区でご依頼いただいた エアコン水漏れ修理 のケースをご紹介します。
ご相談内容
お客様からのご連絡は「リビングのエアコンから水が漏れている」とのことでした。
エアコンのトラブルで特に多いのは
- 水漏れ
- 冷えない
この2つです。しかし、原因は一つではなく、特定まで時間がかかるのが難しいところです。
点検・調査の流れ
① 施工状況の確認
まずチェックしたのは「どのように取り付けられているか」。
新築時の工事では「隠ぺい配管」(壁の中に通す工事)が多く、経年劣化で断熱材が縮んで配管が露出し、結露するケースがあります。
しかし、こちらのお宅は 露出配管 で、その可能性は低いと判断しました。
② ドレン詰まりの確認
次に「排水が詰まっていないか」を確認。
設置から9年とのことでしたので、エアコンのカバーを外し、ペットボトルで水を1Lほど流しました。
通常ならドレンパンに水が溜まったり逆流したりしますが、そのような症状は見られませんでした。
③ 実際の運転テスト
冷房を最低温度で運転開始。
すると、リモコンの風向設定が 「真下」 になっていることに気づきました。
意外と知られていませんが、冷房運転時にルーバー(風向板)を真下にすると、結露して水滴が垂れることがあります。
最初はこれが原因かと思いました。
ところが、20分ほど運転を続けると、実際に左下から水漏れが発生。
さらに詳しく確認すると、 本体内部のどこかにひび割れがあり、そこから水が漏れている可能性 が高いことが分かりました。
最終判断と対応
メーカー(ダイキン)に修理相談をしましたが、返答は「修理費用が新品購入とほぼ同額になる可能性あり」とのこと。
結果的に、新しいエアコンへ交換する方向でご提案しました。
ただし、真夏の暑い時期で「すぐに使いたい」とのご要望もありました。
そこで、応急処置として 全面パネルを外したまま使用し、水受けバケツを置いて数日間だけ使えるように 工夫しました。
ポイントまとめ
- 水漏れの原因は一つではなく、
①ドレン詰まり
②配管施工の問題
③部品の破損や劣化
④使い方による結露
など様々。 - 修理よりも新品交換が現実的な場合もある。
- 応急対応で「とりあえず数日しのげる工夫」ができるのも、地元の工事店ならでは。
ひがき屋からのアドバイス
今回のケースは非常に珍しく、私にとっても学びの多い現場でした。
エアコンは「設置から10年」が一つの目安で、部品の劣化や故障が増えてきます。
✅ 年に1回はフィルター清掃・排水確認をする
✅ 水漏れや冷えが悪いと感じたら、早めに点検依頼をする
この2つを心がけるだけで、急なトラブルを防ぎやすくなります。
🔧 最後まで読んでいただきましてありがとうございます
東京都足立区の電気工事店「でんきのひがき屋」の檜垣(ひがき)がお届けしました。
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