〜古い賃貸オフィスでの配線工事レポート〜
🏢 現場概要
今回のご依頼は、港区の賃貸オフィスにて、デスク周りの電源を増設したいというご相談でした。
「できるだけ傷をつけたくない」
「退去時の原状回復を簡単にしたい」
「休日に工事を終わらせたい」
そんなご要望をもとに、安全性・美観・コストをバランス良く実現する施工を行いました。
💡 お客様のご要望
- 壁や天井に極力手を加えずに電源を増設したい
- デスク周りをスッキリ見せたい
- 業務に支障のない休日工事を希望
古い賃貸オフィスでは、原状回復のルールが厳しい場合が多く、「壊さずに施工してほしい」というご相談をいただくことがよくあります。
今回はそのご希望に応える形で、天井裏配線+モール施工という方法を採用しました。
⚙️ 施工内容
1. 天井裏配線で壁面への傷を最小化
まず、天井裏を確認し、既設配管の空きスペースを活用。
新たな穴開けを極力避ける形で、天井裏配線ルートを確保しました。
分電盤が出入口のすぐ横にあり、そのまま配線すると人の出入りが多く、足を引っかける恐れがありました。
そこで、あえて距離は長くなりますが、窓際(入口の反対側)まで天井裏を配線し、人の動線を避けた安全なルートを選択。
こうすることで、安全性と見た目の美しさを両立しながら、お客様にとっても使いやすく安心できる仕上がりになりました。
2. 立ち下げと床部分には配線モールを採用
天井裏から立ち下げた部分、および床付近には、配線モール(ケーブルカバー)を設置。
床を横切る箇所では、なるべく人が歩かない窓際のルートを通すようにしました。
配線モールを使用することで、見た目がスッキリするだけでなく、
ケーブルの保護にもなり、安全性の高い施工になります。
また、床材や壁紙を傷つけることもないため、退去時の原状回復が容易で、オフィス移転時にも安心です。
配線モール
床モール
3. 既存の分電盤を活かしてコストを最小限に
既存分電盤を点検したところ、幸いにも空き回路が3つ残っていました。
そのため、ブレーカーの増設をせずに、専用回路を3回路新設できました。
このように既存設備を活かすことで、
- 工期短縮
- コスト削減
- 作業音の軽減
といったメリットが得られます。
工事全体は2日間で完了し、最終日は動作確認と清掃まで行いました。
🔍 結果とお客様の声
動作確認・絶縁測定を経て、すべての回路が正常に稼働。
お客様からは、
「休日対応で助かりました。配線も目立たず、安心して使えます」
というお言葉をいただきました。
安全で使いやすいデスク環境づくりに貢献できたことを嬉しく思います。
🧰 施工を振り返って
古い賃貸ビルでは、壁や天井の加工制限が多く、
“いかに見せずに通すか” がプロの腕の見せどころです。
今回は、
- 天井裏配線で「傷をつけない施工」
- モール施工で「安全と見た目を両立」
- 既存回路を活かして「コストを抑える」
という三拍子そろった工事が実現できました。
現場で判断しながら、どうすればお客様にとって最も良い形にできるかを考える。
その積み重ねこそが、私たちの仕事の原点です。
🔌 まとめ
- 天井裏配線+モール施工で原状を傷つけない設計
- 既存回路を再利用し、コストと工期を最小限に
- 休日作業でオフィス稼働に支障なし
- 安全性と美観の両立で快適なデスク環境を実現
🪛 でんきのひがき屋
- 電気工事・照明・LAN・防犯カメラなどの施工対応
- 小規模オフィスや店舗の改修・増設もお気軽にご相談ください
🔧 最後まで読んでいただきましてありがとうございます
東京都足立区の電気工事店「でんきのひがき屋」の檜垣(ひがき)がお届けしました。
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