この記事で得られること
- 正しいエアコン収納前のお手入れ方法
- カビ・故障を防ぐための具体的なコツ
- プロが伝える「やってはいけないNG行動」
秋はエアコン片付けのベストタイミング
朝晩が涼しくなり、「もうエアコンは使わないかな」という季節になってきました。
実は、エアコンの片付け方を間違えると、来年の夏に 「カビ臭い!」 と後悔することになります。
僕の経験からも、秋の終わりに正しくお手入れしておくことが、一番のカビ・故障予防になります。
正しい片付けの流れ
- フィルターを外して掃除
掃除機でホコリを吸ってから中性洗剤で水洗い。完全に乾燥させて戻すことが大切です。 - フィン(熱交換器)のほこりをやさしく除去
強くこすると故障の原因になるため、家庭では軽くブラシノズルで吸い取る程度が安全です。 - 内部乾燥運転を30分以上
冷房停止後に「送風モード」に切り替えて乾燥。湿気を残さないのがカビ予防の基本です。 - 電源プラグを確認
長期間使わない場合は、乾燥後に抜いておくと安心です。
やってはいけない4つの注意点
- 送風乾燥の途中でコンセントを抜く
→ 湿気が残り、カビの原因に。 - 市販スプレーで内部洗浄
→ アルミフィンを痛め、逆に故障するケースがあります。実際に僕のもとにも「スプレーを使ったら冷えなくなった」という相談が来ます。 - 完全密閉のカバーをかける
→ 湿気がこもり、逆効果。通気性のある布製カバーを選びましょう。 - 濡れたままのフィルターを戻す
→ カビ爆発の最短ルート。必ず乾かしてから戻してください。
プロの視点:ここは専門業者に任せるべき
僕は電気工事士として、エアコンの設置や修理を専門にしています。
ただし「内部洗浄(分解クリーニング)」は専門の清掃業者の仕事です。無理にご家庭でやると故障や感電のリスクがあります。
実際、秋口は業者が比較的すいているため、料金もお得になることがあります。
例:ダスキンの秋のキャンペーンでは、2台以上で1台あたり 12,650円(税込) になるプランも。
👉 つまり、内部まで徹底的にキレイにしたい方は業者依頼がベスト。
ご家庭では「フィルター掃除+送風乾燥」をやっておけば十分です。
冬もエアコンを使う方への注意点
「冬も暖房で使うから、片付けなくていいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
実は暖房運転では、室内機に水がたまらないため、夏場のようにカビが繁殖する心配は少ないのです。
ただし注意したいのは、すでに内部で増えたカビは乾燥しても消えないということ。
つまり、秋にきちんと掃除をせずに冬を越してしまうと、春先に「カビ臭さ」が一気に出てしまいます。
👉 冬も使う方は、フィルター掃除をこまめに行うだけで十分。
ただし「夏の湿気を含んだまま冬を迎える」のは危険なので、秋の終わりに必ず一度リセット清掃をしておくことをおすすめします。
まとめ
- フィルター掃除と送風乾燥は必須
- スプレー洗浄や密閉カバーはNG
- 内部まで徹底的に洗うなら、秋の業者キャンペーンが狙い目
こうして片付けておけば、来年スイッチを入れた瞬間に「スーッ」と澄んだ空気が広がります。
🔧 最後まで読んでいただきましてありがとうございます
東京都足立区の電気工事店「でんきのひがき屋」の檜垣(ひがき)がお届けしました。
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