冬の不調、もしかして“照明”のせい?

でんきのひがき屋ブログ

― あなたの「光バランス」を診断してみましょう ―

日が短くなり、夕方にはもう部屋の電気をつける季節になりました。
なんとなく気分が沈んだり、目の疲れを感じたり、肩がこるようになったりしていませんか?

寒さや乾燥のせいにしてしまいがちですが、実はその不調の原因が「光」にある場合があります。
光は体内時計や自律神経のリズムを整える重要な要素。
朝の光、夜の光、そして室内照明のバランスが崩れると、知らず知らずのうちに心身に影響を与えてしまうのです。

そこで今回は、あなたの生活の光のバランスを簡単にチェックできる「光バランス診断」をご紹介します。


☀️ あなたの「光バランス」診断(YES/NOでチェック)

【朝の光リズム】

  1. 朝起きても、なかなか目が覚めないことが多い。
  2. 起きてから1時間以内に外の光を浴びることが少ない。
  3. 朝食をとるとき、部屋が少し暗いと感じる。

👉 YESが2つ以上なら → 朝光不足タイプ


【夜の過ごし方】

  1. 寝る直前までスマホやPCを見ている。
  2. 夜も白っぽい明るい照明を使っている。
  3. 就寝前の1時間、部屋の明るさを落とす習慣がない。

👉 YESが2つ以上なら → リラックス不足タイプ


【照明環境・生活空間】

  1. 一つの照明だけで部屋全体を照らしている。
  2. 作業中に目の疲れや頭の重さを感じることがある。
  3. 部屋の明るさや照明の色を意識したことがほとんどない。
  4. 昼間でも部屋が暗い・陰っていると感じる。

👉 YESが2つ以上なら → 照明ストレスタイプ


🌀 総合判定

  • 2つ以上のタイプに当てはまる → ミックスタイプ(複合型)
  • すべてのセクションでYESが1個以下 → 予防型(問題なし)

💡 タイプ別アドバイス

☀️ 朝光不足タイプ

朝の光は体のスイッチ
目から光を感じることで体内時計がリセットされ、脳が「朝だ」と判断します。
カーテンを開けて自然光を浴びるのが理想ですが、難しい場合は高照度タイプのLED照明(昼白色・5000K以上)を朝だけ点けるのも効果的です。
光を「浴びる」時間を意識して、1日を快適にスタートしましょう。
📚 朝光療法(ブライトライトセラピー)は季節性うつにも使われる、科学的根拠のある改善法です。


🌙 リラックス不足タイプ

夜の強い光は、脳に「まだ昼間」と錯覚させてしまいます。
特にスマホやPCのブルーライトは、眠りを誘うホルモン「メラトニン」の分泌を妨げます。
就寝1時間前には照明を電球色(2700K前後)に切り替え、明るさを少し落として夜モードを作るのがおすすめです。
照明で空間を変えることで、自然とリラックスできます。
📚 睡眠前の照度を100ルクス以下に落とすと、深い睡眠に入りやすくなると報告されています(日本睡眠学会)


💡 照明ストレスタイプ

部屋の照明が一灯しかないと、影が強く出て目が疲れやすくなります。
デスクライトや間接照明を追加し、明るさに“グラデーション”をつけるのがコツ。
作業や読書には昼白色、くつろぎには電球色など、シーンごとに色温度を変えると「なんとなく居心地がいい」空間になります。
最近は手頃な調光・調色タイプのLEDライトも増えており、簡単に実践できます。
📚 人間の集中力は照度500〜750ルクスが最も高いとされます(照明学会)


🌀 ミックスタイプ

生活全体の光バランスが崩れている可能性があります。
朝の光・夜の光・作業時の光を見直すことで、集中力や睡眠の質、そして気分の安定にも効果が期待できます。
「光をデザインする」という意識を持つことが第一歩です。
📚 複数の要因が重なる「光ストレス」は、在宅ワーク世代に特に多く見られます。


🌿 予防型

いまの光環境は良好です。
ただしLED照明は球切れしない代わりに、年数とともに暗くなっていくという特徴があります。
5年以上使っている照明は、少し明るめ(調光付き)のものに買い替えるのがおすすめです。
「最近暗く感じるな」と思ったら、それは照明の寿命サインかもしれません。


👁 光の感じ方は「人によって違う」

同じ明るさでも、人によって「まぶしい」「ちょうどいい」は異なります。
年齢や目の疲労度、生活リズムによっても変化するため、大切なのは「自分の目が心地いい」と感じる照度を見つけること。

照度計アプリなどもありますが、実際の生活では
「食卓で料理が美味しそうに見える」
「読書中に影が出ない」
「夜くつろげる」
──そんな体感が最も正確な判断基準です。


💬 編集後記

光は、私たちの体と心を静かに支えています。
強すぎても弱すぎても、生活のリズムは少しずつ崩れてしまいます。
電気代や明るさだけで選ぶのではなく、
「朝をどう迎えたいか」「夜をどう過ごしたいか」から照明を考えると、
暮らしの快適さは大きく変わります。


🔜 次回予告

「照明選びにはコツがある?」
あなたのタイプに合わせた“ベストな光”を見つける完全ガイド!
昼白色と電球色、どちらが自分に合うのか?
寝室・リビング・デスクの理想の明るさは?
次回は、あなたに合った照明の選び方をわかりやすく解説します。


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